インフルエンザワクチンについて
従来からある注射のインフルエンザワクチンと経鼻のインフルエンザワクチンの予約となります。
今シーズンはワクチンが十分量あるとされています。終了時期は12月27日(土)の予定です。
北半球の流行予測になるといわれている南半球のオーストラリアですが、今年は去年より若干流行規模が小さいようです。
昨シーズンの日本は流行が始まって、あっという間に年末年始にピークが来てその後は落ち着きました。ほとんどA型の流行のみで、B型の流行はありませんでした。
オーストラリアの場合ですが、5-19歳でB型の比率が高いのが気になります。
2つの図はaustralian-respiratory-surveillance-reportからの引用です。
2024年から経鼻のインフルエンザワクチン(フルミスト)が日本で正式に使えるようになりました。
両鼻に吹き付ける形の弱毒生ワクチンです。2歳から19歳未満で1回接種です。
針の痛みがないことはメリットです。一方で両鼻にスプレーするので怖がるかもしれません。
もう1つのメリットは注射のワクチンより効果が長い可能性があります。
デメリットとしてわかっていることは、鼻症状が出やすいです。弱毒生ワクチンなので、イメージとしては軽く鼻かぜをひく感じになります。
当院では、経鼻のインフルエンザワクチン(フルミスト)については
1.過去に注射のインフルエンザワクチン接種歴があるお子さん
2. 原則キャンセル不可(日程の変更はOK)
を条件として予約となります。
2024年に当院では100人ぐらいのお子さんが経鼻のワクチンを接種しました。
接種するお子さんやご家族のご協力もあったためか、接種時に鼻への噴霧を嫌がるお子さんは少なかったです。
今年は去年よりも希望者が増えるのではと感じました。
製薬会社が報告している、去年の日本での副反応についてもフルミストの説明や予約詳細のページに記載してあります。
2種類のワクチンがあります
1つ目は従来からの注射のワクチンです。
費用:1回につき 3800円(税込み)
(2回目も3800円)
2つ目は経鼻のワクチンです。(両鼻に噴霧します)
費用: 8500円(税込み)(全年齢1回で終了)
それぞれ特徴がありますので、 下記のリンクからそれぞれのワクチンの説明を読んだうえで、予約を取ってください。
2種類ありますので間違えないようにお願いします。間違って予約してしまった場合も当日に変更はできませんのでよろしくお願いします。
注射のインフルエンザワクチンの説明や予約詳細は以下のリンクから確認お願いします。
経鼻のインフルエンザワクチン(フルミスト)の説明や予約詳細は以下のリンクから確認をお願いします。