子宮頸がんワクチン接種のキャッチアップ接種時期の延長について
川口市のHP上はまだ下記の情報が正式に発表されていません。
ご注意ください。
ニュースにもなっている通り、キャッチアップ接種が令和7年3月31日で終了(2025年3月)よていでしたが、1年間延長になる予定です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241127/k10014651121000.html
キャッチアップは川口市に住民登録のある平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性が対象です。
条件があることにお気を付けください。
令和7年3月末までに1回目の接種が終わっていることが条件となります。
お気を付けください。
ぞれと実は、高校1年相当のお子さん(令和20年4月2日~平成21年4月1日)も同じ条件で延長予定です。
接種を迷われる方もいらっしゃるかと思いますが、2024年9月末段階で高校1年相当のお子さんは2人に1人は1回目を接種終了しています。
後日自費で接種するとなると3回で10万円弱かかるワクチンですので、ご検討ください。
子宮頸がんワクチンの初回接種率と注意点について
2024年11月27日厚労省のワクチン部会からの資料にからの表です。
赤く囲ってある部分が子宮頸がんワクチンの初回接種が終わっている割合です。2024年9月末までの速報値になります。
みていただくとわかるのですが、この1年、半年間で接種率が上がってきていますが、もう少し高くなってほしいのが本音です。
注目してほしいのは、今回延長された高1相当のお子さんの接種率で49.9%で約1/2のお子さんが接種しています。さらにこれから1年延長となるので、この世代の接種率はさらに高まると思います。
それと比べ心配なのはその下の世代の接種率です。特に現在中3相当(平成21年4月2日~平成22年4月1日生まれ)のお子さんの接種率で31.5%です。この子たちには接種期間延長の予定は今のところありません。高1相当のお子さんと20%近く差がある状況で接種終了予定日は一緒です。あと1年数か月の間に、接種をしないと、それ以降は自費となってしまいます。
ワクチンが不足することで来年も延長する可能性は否定できませんが、接種を考えている場合早めの接種をお勧めします。