インフルエンザの流行状況について
インフルエンザの流行状況について
10月下旬段階でのインフルエンザの流行状況です。
テレビやインターネットで、インフルエンザの流行の報道が多く出ていると思います。
流行と聞くとすぐに去年の12月の時のような流行が広がった段階をイメージしがちですが、まだその段階ではありません。
ただしこれから1か月くらいで今年のピークを迎える可能性が高いのも事実です。
去年より1か月早い感じです。
ということは、幼稚園、小中学校や高校が休みに入る前に流行のピークを迎える可能性が高いです。
これからワクチン接種を予定されている方はできる限り早くに接種を済ませることをお勧めします。
去年は流行のピークが例年と比べ高かったのですが年末年始に流行のピークが来たこともあり、園や学校が休みの期間で流行のおさまりは早かったように思います。
それと比べると今年は、園や学校がやっている時期、試験の時期にピークが来る可能性があり、多少調子が悪くても無理して通ってしまうお子さんも一部でいると思います。
インフルエンザの流行が長引きやすいかもしれません。
実際のデータが以下になります。いつも紹介しているNHKの感染症情報のページです。
https://news.web.nhk/news/special/infection/dashboard/influenza.html
今年の42週(10/13から19)の全国値が3.26です。実線が今年、点線が去年です。
去年は52週(年末)に高いピークがあります。それと比べれば今はまだ流行といっても大きなものではないとわかると思います。
それでも学級閉鎖などは出始めてはいます。
去年全国で3を越したのが11月末です。ということはこれから1か月くらいに今年の1回目の流行のピークがくることが予想されます。




 
           
          
















