便秘・慢性便秘
●便秘の症状
便秘とは「便が滞った、または便が出にくい状態である」と定義されています。排便回数にこだわりすぎず、排便困難、便貯留に注意して便秘症の診断治療をすることが大事です。
よくある症状
・コロコロウンチが続く
・うんちをするときに泣く
・いきんでも、なかなか出ない
・トイレで座ってウンチができない
・よくお腹を痛がる
・離乳食を始めてから排便ペースが変わった。
・週に2回以下の排便
便秘には急性便秘と慢性便秘があります。急性便秘は一過性のもので繰り返さないものを言います。慢性便秘は、乳幼児では1か月以上、小児期以降ではだいたい2か月以上持続する場合をいいます。
●便秘の原因・なりやすい時期
乳幼児・小児が便秘を起こしやすい時期は3回あります。
①離乳食が始まる食事の移行期
・自分の意思で肛門をゆるめて、いきんで排便するのが難しい
・離乳食によって便性が硬くなる
②トイレトレーニング中
・自分の意思で排便を我慢することができるため
③学校に入学する頃
・朝に排便の時間が十分とれなくなる
・排便への羞恥心
離乳食以前の乳児期は、排便ペースに個人差が大きい時期なので、3から5日に1回の排便でも、飲みがよく体重増加が悪くなく、スムーズに便排できるようであれば問題ないことが多いです。
●便秘の治療
治療目標
・苦痛なく排便できる
・ためこまない排便習慣を身につける
・落ち着いたら服薬中止を目指す
治療薬
・ポリエチレングリコール(2歳以上)
・ラクツロース(2歳未満でおすすめ)
・酸化マグネシウム
・ピコスルファートナトリウム
・ビサコジル坐薬
・浣腸
・漢方薬





















