マイコプラズマと百日咳

マイコプラズマと百日咳

一般のかぜ(ウイルス性)には抗菌薬が効きませんが、百日咳やマイコプラズマにはマクロライド系抗菌薬による治療が必要です。
※普段かぜ等でよく使われるペニシリン系やセフェム系の抗菌薬とは種類が異なり、適切な薬の選択が必要です。
どちらも5歳以上(学童期〜)に多く見られ、長引く咳が大きな特徴です。
※近年、マクロライド系抗菌薬が効きにくい「耐性菌」も増えています。服薬開始後も熱や咳が改善しない場合は、お早めに再受診してください。

項目 百日咳(ひゃくにちぜき) マイコプラズマ感染症
好発年齢 5歳以上(学童期〜思春期・成人)に多い
※乳幼児期のワクチン効果が薄れてくる時期に増加します
症状経過と特徴 息が詰まるような激しい連続した咳(コンコンと連続し最後にヒューと吸う)が長引く。夜間に悪化しやすい。 高熱が出ることがあり、熱が長引きながら徐々に咳がひどくなる。解熱後もしつこい乾いた咳が残る。
治療(抗菌薬) マクロライド系抗菌薬(クラリス、ジスロマックなど)
※適切な時期にしっかり服用することが重要です
予防・対策 3種混合(DPT)ワクチンの追加接種が有効
※就学前(5〜6歳)や11〜12歳での追加接種をおすすめします
飛沫・接触感染対策
※手洗い、うがい、マスク着用など基本的な感染対策

【受診の目安】

  • ・熱が下がらないまま、日に日に咳が悪化してきている
  • ・夜も眠れないほどの激しい咳き込みが1〜2週間以上続いている
  • ・かぜの熱は下がったのに、咳だけがいつまでも治まらない

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