インフルエンザの流行状況 11月14日版
インフルエンザの流行状況について
11月流行状況です。
定点当たりの報告数が、埼玉県で45.78になりました。これは第45週(11月3日~11月9日)のデータです。
当院では11月10日から11月14日もペースは落ちた感じがありますが、さらに増えている感じです。予想より1週間早いペースで増えています。
今年はAH3亜型(A香港型)の比率が高いです。2つ目の図にある通り、多くは無いのですが去年流行した同じA型のAH1pdm09にかかっている人も少なからずいます。
特に9月の末から10月初旬に3-4割がAH1pdm09陽性の時期がありました。
その関係もあって、10月と11月に1回ずつA型のインフルエンザに罹ったお子さんが出ています。
1回かかったからもう大丈夫と思わずに感染対策をお勧めします。
ワクチンや、マスク、手洗い、加湿、換気、人ごみを避ける、無理して通わない、などの感染対策をお勧めいたします。
去年の埼玉県の最高値は年末で76.56です。
まだ園も、学校もある時期の流行なので、高めの流行が長引く可能性もあるのでお気を付けください。
昨シーズンは年末年始にピークが来たからなのか、ピークの期間が短かったです。
下記のリンクが埼玉県のインフルエンザ流行情報の一部抜粋とリンクです。
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/srv-flu.html






















